よくあるご質問Frequently Asked Questions

当院に関するご質問


治療に関するご質問


当院について

1. 土曜日や日曜日も診療していますか?
はい、行っております。
土曜日は10時〜14時と16時~21時、日曜日は10時〜14時と16時~20時が診療時間となっています。
詳しくは「アクセス・診療時間」をご覧下さい。
2. 自転車置き場はありますか?
当ビル1階の踊り場を患者さん用の自転車置き場としてお使いいただけます。
3. 矯正治療の道具は再利用されますか?
そのような事はありません。当院では、可能な限り使い捨ての道具を使用しております。また、使い捨てできない道具につきましては、厳格な衛生管理を徹底しております。
詳しくは「クリニック紹介内の院内設備」をご覧下さい。
4. 矯正用の歯ブラシを買うことはできますか?
当院では、装置を装着した日に、歯ブラシ・歯磨剤・装置の引っ掛かりを軽減させるためのワックスをプレゼントしております。
もちろん、同じものを購入していただくことも可能です。
5.セカンドオピニオンは受けられますか?
可能です。「他の医院で診てもらったけど、別の治療方法はないのかな」など、良くお話を聞いてから治療を受けたいとお考えの方は、ご遠慮なくご相談下さい。

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診療予約について

1. 相談の予約はどのようにとればよいですか?
まずはお電話(049-257-6484)にてお気軽にご連絡を下さい。あなたのご都合の宜しいお時間帯にご予約をお取りいたします。
詳しくは「はじめての方へ」をご覧下さい。
2. 最初の相談の時間と費用はどのくらいかかりますか?
初回相談はこんなことをするための時間として30~60分のお時間をいただきます。 またご相談は何度でも無料となっております。
詳しくは「はじめての方へ」をご覧下さい。
3. 仕事帰りや学校帰りに予約を入れることはできますか?
もちろんです。当院では、できるだけあなたのご都合のよいお日にちとお時間帯で予約を取れるようにしております。
ご予約をお取りいただく際は、ご予定の合わせやすいお日にちを教えて下さい。
4. 予約をキャンセルすることは可能ですか。
はい。再度ご都合の宜しいお時間にお取り直しをいたしますので、ご連絡下さい。そして、当院は予約制のため、ご予約のご変更もしくはキャンセルのご連絡は、わかり次第頂けると幸いです。

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費用・お支払いについて

1. 矯正治療にかかる費用はどのくらいですか?
矯正治療は、多くの場合が自費診療になるため、決して安い治療ではありません。
また患者さんごとにお口の状態は異なり、必要な治療の内容もさまざまです。そのため、初回相談時にお口の中を拝見し、状態を把握させていただき、患者さんのライフスタイルに合うような治療方法やお支払方法をご提案いたします。ご相談の際にご納得いくまでおたずね下さい。
2. 健康保険や乳児医療は使えますか?
あごのズレを治すための手術を伴う矯正治療と、厚生労働省が認めた疾患に対する矯正治療に関しては保険適用の治療になりますが、
それ以外の自費診療に関しては使用することができません。
詳しくは「外科的矯正治療」をご覧下さい。
3. 自費の矯正治療でも、医療費控除を受けることはできますか?
はい、確定申告により治療費などのお支払いの一部が還付されます。発育段階にある子どもの矯正治療は、成長に悪影響を与える可能性がある不正咬合を治すことが治療の目的なので、医療費控除の対象になります。また、大人の矯正治療であっても、こちらで診断書をお出しすることで医療費控除の対象になります。
控除額につきましては、1月1日〜12月31日の1年間に支払った医療費の合計が10万円を越えた場合か、年間所得×5%のうちのどちらか少ない額について控除の対象になります。
詳しくは「料金表内の医療費控除」をご覧下さい。
4. 支払方法を選択することはできますか?
お支払いは、医院での窓口、カード決済から、患者さんのご都合に合わせてお選びいただけます。
装置料に関しましては、最大24回の分割払いが可能で、金利や手数料はいただいておりません。
ただし、クレジットカードは4万円以上のお支払時にご利用可能です。
なお、金融機関が発行しているデビットカードはご利用いただけません。

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矯正治療について

1. なぜ、噛み合わせは悪くなるのですか?
噛み合わせが悪くなる原因は、あごの骨のズレと歯とあごの大きさのアンバランスによるものです。これには、生まれつきの遺伝子の問題と、ご自身の癖や口呼吸、むし歯によって歯がなくなってしまったことなどによる、生まれた後の環境の問題があります。
詳しくは「矯正治療とは」をご覧下さい。
2. 歯並びが悪いと、どんなデメリットがありますか?
歯並びが悪いと、
1. 歯が重なっている部分の歯磨きが難しく、むし歯や歯周病になりやすい
2. 噛み合わせが悪いことで、あごの成長発育に異常をきたす
3. 口元や横顔の見た目に悪影響をおよぼす
4. 発音に支障をきたす場合がある
5. あごの関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症になりやすい
6. コンプレックスになり、笑顔に自信がなくなる
など心身ともに影響が出てしまう可能性があります。
詳しくは「矯正治療とは」をご覧下さい。 
3. 矯正治療とはどんなものですか?
矯正治療とは、歯科の中でも歯並びやあごのバランスによる噛み合わせに着目し、それについて診査し、実際の治療計画を立てて治療を行う分野です。
詳しくは「矯正治療とは」をご覧下さい。
4. 矯正治療って歯を削るの?
歯の表面を削り、見た目を改善する治療法とは違い、矯正治療は、今ある歯に適切な力をかけて適切な位置に歯を移動させ、全体的な噛み合わせを改善する治療です。
5. 矯正歯科と審美歯科とは違うのですか?
矯正歯科はお口本来が担う「機能」を大切に考え、これがしっかりと発揮できるようにご自身の歯1本1本を適切な位置に動かしていきます。そして、よりよい口腔内環境にすることが「審美的」にも優れた噛み合わせになります。一方、審美歯科はご自身の歯を削ったり神経を取ったりし、被せものなどで修復し、歯の形を変えてきれいにする方法です。
6. なぜ矯正専門医がいいのですか?
あなたの矯正治療を行う上で、一般歯科医と矯正科医とでは、治療の方法や結果が異なることがあります。
学会で認定された矯正科医になるためには、国で定められた機関で2~3年の特別な研修プログラムを修了し、さらに学会ごとに定められた厳しい業績を満たし、必要な試験に合格しなくてはなりません。このように矯正科医は、一人ひとりの患者さんに適切な歯やあご、お顔のバランスについてより効果的な治療するため、国で決められた専門的な教育とトレーニングを受けております。
そのため、矯正科医は患者さんに合った診断、治療計画の立案と治療を行うことができます。
7. I期治療とは何ですか?
7歳から12歳くらいまでの、成長期にあるお子様を対象にした治療です。I期治療の目的は、永久歯が萌えそろってから歯並びをきれいに並べるための、あごのバランスを整える、いわゆる土台づくりを行うことです。
詳しくは「子どもの治療」をご覧下さい。
8. 子どもの矯正治療と大人の矯正治療はどこが違いますか?
大人の矯正治療は、あごの成長発育が終了しているため、今ある歯並びの問題や骨格のズレに対して、それを改善することを治療の目標にして治療が進んでまいります。
一方、子どもの矯正治療は、お顔の成長に合わせて顎が正しく成長するようにコントロールし、将来的に自然で整ったお顔立ちになるように導いていきます。子どものうちに治療しておくことで、大人になってから治療をせずにすむこともあります。仮に大人になって本格的な歯並びを整える治療が必要になったとしても、抜歯や手術をともなう治療を回避することができる可能性があります。
詳しくは「子どもの矯正治療大人の矯正治療」をご覧下さい。
9. 矯正治療にはどのくらいの年月がかかりますか?
治療期間に関しては、次の2つのポイントがあります。
・何を治療しなくてはならないか
患者さん一人ひとりの状態により、治療方法と治療期間が異なります。
また、同じ治療法でも患者さんごとに歯の動くスピードは異なりますが、大まかな目安として、大人の矯正治療は12~36ヵ月の間であることが一般的です。しかしこれはあくまでも目安で、不正咬合の程度や年齢、患者さん自身の協力性や口腔清掃状態により大きく変わる場合があります。また、お子様の場合、永久歯が萌える前の骨格的な治療から、永久歯に萌え変わった後、歯並びを整える治療まで、長い間お付き合いになることがあります。しかし、子どもの頃に早期に矯正治療を行うことで、永久歯が萌えそろってからの治療が必要ではなくなる場合があります。また、もし必要になったとしても、噛み合わせを改善するための抜歯や手術を回避できる可能性があります。最初の相談の時にはおおよその治療に必要な期間をお伝えさせていただきます。
・あなた次第です!
矯正装置の種類によっては、取り外しができるものもあります。これは、あなたの協力がとても大事で、指示通りお使いいただければ非常に効果がありますが、なかなかお使いいただけないと、治療の期間が長引いてしまうことがあります。また、歯磨きがおざなりになり、むし歯ができてしまうと、むし歯の治療を行わなくてはなりません。その分の期間が延びてしまう可能性があります。
10. 通院の間隔はどのくらいですか?
治療内容により患者さんごとに異なりますが、目安として、力を加える治療をしているときは1ヵ月に1回、また、お口の中に装置が入っておらず、定期的な観察の期間や、動かしたものを抑える治療をしている時は2~6ヵ月に1回ほどの来院間隔になります。
しかし、特別な状況では、1ヵ月に1回よりも来院間隔を短くしていただくこともあります。
11. 1回の診察時間はどれくらいかかりますか?
処置内容により異なりますが、だいたい30~60分程度です。しかし、一番長いもので2時間ほどお時間をいただく場合があります。次回の治療時間を長くいただきたい場合は、あらかじめお伝えさせていただき、ご都合に合わせたご予約をお取りさせていただきます。
12. 矯正装置を装着することで学校行事やスポーツ、楽器の演奏に影響が出ますか?
装置装着後は、装置に慣れるために多少の時間が必要ですが、これにより日常生活や上記のことに影響が出ることはほとんどありません。
しかし、よほど激しいコンタクトスポーツの場合はマウスガードの使用をおすすめしております。また、演奏する楽器の種類(クラリネットやサックスなど)によっては演奏しづらい可能性があります。演奏に支障が少ないのは金管楽器やフルートなどです。
治療の直後は痛みが出て、集中力の妨げになる場合がありますので、試合や大会など大きな行事の前は、歯に加える力を調整して対応いたします。
13. 歯に金属の被せ物をしていたり、部分的に歯がないところがあります。矯正治療を受けることはできますか?
可能です。むし歯や神経の治療をした歯でも、通常の歯と同じように動かすことができますし、残っている歯の中でよりよい噛み合わせとお口の中の環境をもたらすことが可能です。
なお、矯正治療後は、新たな歯並びに合わせて、被せ物や差し歯を作り直すことが審美的・機能的に優れることがあります。この治療に関しては、かかりつけの歯医者さんか、もしいらっしゃらなければ、信頼のおける専門の先生をご紹介いたします。

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矯正治療を始める前に

1. 子どもの矯正は、何歳頃からはじめるのが良いですか?
アメリカ矯正歯科学会では、お子様が7歳になったら、歯並びについて気にされていなくても1度矯正医にかかることをすすめています。
それは、乳歯から永久歯への萌え変わりが始まる年であり、効果的に患者さんの状態を把握することができるからです。子どもの成長の度合いは一人ひとり異なりますが、お口の中の状態を拝見し、現在の成長の段階から将来的にどのような不正咬合が考えられるかという判断ができます。もし問題が起こりそうなら、子どもの成長や歯の萌え変わりをコントロールさせていただくことで、将来的に、歯並びの凸凹を解消するために歯を抜いて歯並びをキレイにしたり、あごのバランスを整えるための手術をしなくても良い可能性があります。しかし、骨格的な問題の種類によっては、これより早期から治療を開始した方が良い場合があります。お子様の噛み合わせが気になった時点で、お気軽にご相談下さい。
詳しくは「子どもの治療」をご覧下さい。
2. まだ1本も大人の歯が萌えていない時期から矯正治療が必要な事はありますか?
骨格的なズレが生じている場合、大人の歯が萌える前でも矯正治療を行うことがあります。また、5~6歳を越えた指しゃぶりなどの、悪い癖が噛み合わせに悪影響を及ぼしていると判断した場合は、できるだけ早くその原因を取り除くため、治療を開始することがあります。もしもお子様にとって今すぐに治療が必要でなかったとしても、治療が必要な時期を判断させていただくため、定期的に来院していただき、お子様の成長と歯の萌え変わりを観察させていただくことも可能です。
詳しくは「子どもの治療」をご覧下さい。
3. うちの子どもは歯医者さんにかかったことがないのですが、大丈夫ですか?
ほとんどの方にとって初めてのことは緊張しますし、小さなお子様であればなおさらのことだと思います。噛み合わせの問題は、直ちに治療をしないと大変なことになるといった、緊急性が高いものはそんなに多くはありません。もちろん、急を要することに関しましては早期に対応いたします。しかし、矯正治療は長いお付き合いになるため、あまり無理をせず、お子様には徐々に雰囲気に慣れていただくことからはじめてまいりますので、ご安心下さい。
4. 子どもの場合、成長とともに歯並びは良くなっていきますか?
残念ながら、その可能性は低いと思います。不正咬合が今は無くても、年を重ねるとともに生じてくる可能性の方が高くあります。
そのため、治療は適切な時期に行うのが良いのです。
5. 指しゃぶりは、歯ならびと関係がありますか?
はい、関係あります。5歳前後までの指しゃぶりは生理的な行動なので問題ありません。しかし、これを越えても頻度が減らず、指にタコができるくらい行っていると、出っ歯になったり、奥歯で噛んだときに前歯が咬み合わないといった不正咬合を引き起こす原因につながります。
6. 私の子どもは、拡大装置が必要ですか?
患者さん一人ひとりによって状態が違うため一概には言えません。最初のご相談の時に詳しくお伝えすることができます。
7. 高校・大学進学までに治したいのですが・・・
治療開始のタイミングと治療期間は、その方のお口の中の状態と治療方法によって異なります。しかし、10代の方は組織の反応性が高く、歯の動きが早い傾向にあります。そのため、より早い段階での治療を行うメリットはたくさんあります。
詳しくは「高校生・大学生の矯正」をご覧下さい。
8. 矯正治療を受けられる年齢に制限はありますか?
矯正治療を行うにあたって、年齢の制限はありません。よほど歯周病の程度が重度で、歯を支えている骨がなくなってしまっていない限り、矯正治療は幅広い年代の方に行うことができる治療です。どなたでも矯正治療が遅すぎるという事は決してありません。
しかし、むし歯や歯周病等がある場合、まずはそちらの治療を行っていただき、口内環境を整えてから矯正治療を開始することがあります。
9. 矯正治療を受けるのに一番良いタイミングはありますか?
矯正治療は、あらゆる年代の方に行うことができます。
もしあなたがご自分の笑顔や見た目を改善したいとお思いになったら、その時があなたにとって一番よいタイミングです。
10. 自分は人と比べてどのくらい噛み合わせが悪いんですか?
まずはお口の中を拝見させていただきたいので、お気軽にご相談のご予約をお取り下さい。
この時に、あなたの抱えている問題だけでなく、正しい噛み合わせについてもしっかりとご説明させていただきます。
詳しくは「はじめての方へ」をご覧下さい。
11. 私は人よりも歯並びが悪いといわれます。本当に治りますか?
現在の矯正治療は、テクノロジーの進歩により、以前であれば難しかったものでも、より高いゴールでの治療ができるようになりました。
まずはお口の中を拝見させていただきたいので、お気軽にご相談のご予約をお取り下さい。
詳しくは「はじめての方へ」をご覧下さい。
12. 前歯だけが気になるんだけど、部分的に治すことはできますか?
はい、当院では部分矯正も行っております。しかし、問題がある歯のみに装置を付けて歯を動かすことはできません。全体の噛み合わせを考えて、装置をつける歯を判断する必要があります。また、部分矯正により、全体的な噛み合わせにむしろ悪影響が出てしまうと判断した場合は、別の治療法をご提案することがあります。
どの程度装置を付ける必要があるのか、そして、治療期間にも個人差がありますので、一度ご連絡を下さい。
詳しくは「はじめての方へ」をご覧下さい。
13. 噛み合わせで、下の歯が右に寄っています。左でものを噛むようにすれば治りますか?
お顔の真ん中と上や下の真ん中があっていない原因は、骨格のズレによるものと歯並びによるものとがあります。いずれの問題にしても、片方ばかりでものを噛んでも決して良くはなりません。むしろ、片側だけで噛むことにより、噛むという機能を支えているあごの関節や筋肉に無理な力がかかり、顎関節症を引き起こすリスクにつながります。
そして、この骨格のズレや歯並びの問題も、ともに矯正治療でなおすことができます。
14. 外科手術が必要な矯正があると聞いたのですが・・・
大人の方で、噛み合わせの問題の原因があごの骨のズレによる場合は、手術であごの位置を正しく動かす治療があります。これも、あくまで矯正治療の方法の一つであり、患者さんのご希望によりご選択していただきます。
詳しくは「外科的矯正治療」をご覧下さい。
15. 相談後に矯正治療を行う場合、最初はどんな事をしますか?
現在の状態を正確に把握し、治療のお方針を決めるために、精密な検査をさせていただきます。具体的には、レントゲン撮影とお口・お顔のお写真、歯型と噛み合わせを取ります。
詳しくは「子どもの治療高校・大学生の治療大人の治療」をご覧下さい。
16. 最初の検査でどのような事がわかりますか?
・どんな治療法がありますか?
・どんな装置を使用しますか?
・どのように良くなりますか?
・抜歯は必要ですか?
・治療にはどのくらいの時間がかかりますか?
・費用はいくらぐらいかかりますか?
などの、より具体的なご質問にお答えすることができます。
17. 矯正歯科治療の相談に行ったら、その後すぐに治療をはじめなければいけませんか?
そんなことはありません。まずは相談の時にあなたの症状と矯正治療全般についてのご説明をいたします。その後、ご希望があれば、治療方針をたてるために精密検査を行い、それをもとに治療方針のご説明をいたします。そして、患者さんが治療内容に納得していただいた上で、実際の矯正歯科治療が始まります。
18. 歯を抜く必要はありますか?
あなたのお口の中の状態によります。
健康な歯は抜かないに越したことはありませんが、歯を抜かないことに重点を置き、歯に無理な力をかけて並べてしまうと、支えている骨がやせてしまったり、動かし終わった後の歯がすぐに元の状態に戻ってしまうことがあります。
そのため、例えば凸凹が強かったり、歯の萌えてくるスペースが明らかに足りない場合は、よりよい噛み合わせを実現させるため、抜歯が必要になることがあります。
抜歯は矯正の目的ではなく、適切な歯並びとお口元に近づけるための手段の1つです。この判断は、将来にわたるお口の健康と機能の維持には何が重要なのか、正確な診断によってなされ、患者さんのご希望に沿えるようなプランをご提案いたします。
抜歯をするとしても、その部位に隙間が残ることはありませんので、ご安心して下さい。
19. 親知らずがあるのですが、抜く必要はありますか?
矯正治療の方法と親知らずの状況によります。親知らずを抜かないと矯正治療を始めることが難しいときは、矯正治療を始める前に抜いてもらうこともありますが、矯正治療終了まで抜かなくてもいい場合もあります。
もしも抜歯が必要な時は、必ずご説明をし、ご納得いただいてからすすめて参ります。
20. 金属アレルギーなのですが、矯正治療はできますか?
矯正治療で使用される金属は、生体にとって害が少ないものを用いるため、金属アレルギーがある方でも問題の無い場合がたくさんあります。
しかし、金属アレルギーの種類と程度によってはアレルギー反応がまったく出ないというわけではありません。
当院では、金属を一切使用しない治療法もありますので、お気軽にご相談下さい。
詳しくは「アライナー型矯正装置」をご覧下さい。
21. マウスピース矯正をしたいのですが、どんな症状でもできますか?
歯並びの問題が軽度であればマウスピース矯正でも治療を行うことができます。しかし、重度だと効果が期待できないことがあります。
マウスピース矯正の適応かどうかは、最初の相談によってご説明させていただきます。
22. 発音が心配です。装置を付けても今まで通り普通に話せますか?
矯正装置を装着することにより、一時的に唇や舌が動きづらくなり、まれに話しづらくなることがあります。特に、歯の裏側に装置を装着した場合、その直後は発音しにくいとおっしゃる方が比較的多くいらっしゃいます。しかし、ほとんどの場合、装置への慣れとともに発音も元通りになりますので、ご安心下さい。

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矯正装置・痛みについて

1. 表側の矯正装置は目立ちますか?
当院では、金属製のブラケット装置以外にも、透明で日本人の歯の色になじみやすいタイプのブラケット装置をご用意しております。さらに、ブラケット同士をつなぐワイヤーも、シルバーではなく、白くコーティングされたホワイトワイヤーもあり、表側でも見た目の良い矯正治療が可能です。
2. 表側の矯正治療と裏側の矯正治療の違いは何ですか?
歯を動かすためのブラケットいう装置を、歯の表側につけるか歯の裏側につけるかという違いです。
患者さんのライフスタイルに合わせて、お選びいただけます。
詳しくは「大人の矯正」をご覧下さい。
3. 目立たない矯正装置はありますか?
歯の裏側に装置を付ける方法や、透明のマウスピースを用いる方法などがあります。
お話をよく伺い、ニーズにあった治療法を提案させていただきます。
詳しくは「大人の矯正」をご覧下さい。
4. 矯正治療は痛いですか?
痛みの感じ方には個人差があります。
装置を装着した直後は違和感や多少のうずくような痛みを伴う方がいらっしゃいます。
しかし、そのほとんどの方が数日で慣れて、痛みもなくなります。
実際に、全く痛くないと言われる患者さんもたくさんいらっしゃいます。痛みが強い場合は鎮痛剤を服用していただくことで痛みを抑えることもできます。
5. 矯正器具は歯を傷つけますか?
いいえ。矯正装置を装着する際は専用の接着剤を使用するので、歯を傷つけることはありません。装置を除去する際も、専用の器具を使用し、丁寧に行いますので問題ありません。
これとは別に、歯の加齢変化が原因で、矯正治療をしていなくても、年を重ねるにつれて歯の表面にクラックと呼ばれる小さな傷がつくことがあります。しかし、これは処置が必要なほど大きなものではありませんのでご安心下さい。
6. 装置が壊れたらどうすればいいですか?
修理できる範囲でしたら修理いたしますが、破損状況によっては再製作が必要な場合もあります。そして、次回のご予約の日に修理することで問題ない場合もありますが、至急修理する必要がある場合があります。
装置を長期間使用できなかったり、壊れたままで使用していただくと、噛み合わせに悪影響が出たり、お口の中が傷ついてしまう可能性があります。
まずは状態をお聞きかせていただくために、必ずお早めにご連絡下さい。
詳しくは「お困りのときは」をご覧下さい。
7. もし緊急に見てほしい時はどうすれば良いですか?
出来るだけお早めにご連絡を下さい。お電話にて対処法をお伝えすることができますが、実際にお越しいただき、見させていただく必要がある場合もございます。
その他の場合でも、矯正専門の医院のため、お困りの際には迅速な対応が可能です。ご遠慮なくご連絡下さい。
詳しくは「お困りのときは」をご覧下さい。

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むし歯と歯周炎について

1. 矯正装置をつけるとむし歯になりませんか?
矯正装置を装着すると、装置の周りはどうしてもむし歯の細菌が溜まりやすくなります。そのため、丁寧に歯磨きをにしないとむし歯のリスクが高くなります。
当院では、装置を装着する前に唾液の質を調べる検査を行い、患者さんに合った歯磨き指導を行っております。また、お口の中に使用していただける、安全な専用の中性水による除菌も行うことが可能です。
2. 矯正装置により歯肉が腫れることはありますか?
むし歯になりやすくなるのと同様に、お口の中に装置が付くと、歯ブラシを当てづらい部分が出てくるため、どうしても細菌が繁殖しやすく、丁寧な歯ブラシを心がけていただく必要があります。
しかし、歯磨きをしっかりしていただき、かかりつけ医への定期的なメンテナンスを行っていただければ問題ありません。
当院では、そのための指導もさせていただいております。
3. 一緒にむし歯などの一般的な歯の治療はできますか?
当院では一般的な歯科治療は行っておりません。
一般的な歯科治療も矯正治療も歯科医師免許を持っていれば行うことができます。しかし、当院で一般的な歯科治療を行わない理由は、同じ歯科でも様々な専門分野があり、一般治療を専門的に行っている先生にお願いする方が患者さんにとってメリットが大きいと考えているからです。それは矯正治療も同じことで、当院では矯正歯科にのみ特化することで、さまざまな装置や、治療法をご提案いたします。
治療内容によって、専門の先生にお願いすることが、患者さんにとって最善の治療法だと思っております。
4. 今むし歯があります。むし歯の治療が終わってから矯正の治療がスタートしますか?
むし歯の治療を行わないと矯正装置がつけられなかったり、お痛みなどの症状がある場合は、矯正治療に先立ってむし歯の治療を行っていただくことになります。そのときは、患者さんのかかりつけの歯医者さんか、当院が信頼できる歯科医院をご紹介して先に治療していただきます。しかし、このような問題がない場合で、むし歯の程度も初期のもの、もしくは、少し歯が動いた方がむし歯の治療が行いやすいと判断した場合は、先に矯正治療を開始する場合もあります。まずは、お気軽にご相談下さい。

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ご妊娠・授乳について

1. 妊娠中に矯正治療を行ったり、矯正治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
大丈夫です。つわりが激しい時期は診療や通院が難しいこともありますが、矯正治療自体が問題になることはありません。しかし、レントゲン撮影はできるだけ避けることをおすすめしております。また、抜歯の際の麻酔に関しては、安定期になると一般的に問題はありません。
いずれにしても、通院されている産婦人科の担当の先生と連携を取らさせて頂きますので、ご安心下さい。
2. 矯正治療は授乳中でも大丈夫ですか?
お薬の問題から、抜歯が終わっていれば、問題ありません。

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治療中について

1. 子どもの治療には、毎回付き添わなくてはいけませんか?
毎回の必要はありません。
装置装着時など、お口の中の環境が大きく変わるときは、歯ブラシの仕方や装置の使用方法についてのご説明をさせていただきたいので、一緒にお越しいただく必要があります。しかし、普段の調整の時はお子様おひとりでも構いません。その際、処置内容などにご質問がおありでしたら、お電話にてお問い合わせいただくことも可能です。
2. 子どもの治療でも歯の表側に矯正装置を装着することがありますか?
はい。必要であれば、時期をしっかりと見極めた上で、必要な箇所に装着することがあります。
3. 矯正装置を装着すると、食べられないものはありますか?
取り外しができるものではなく、歯に直接装置を接着した場合は、ハイチュウ、キャラメル、駄菓子屋さんのガム、お餅のような粘着性の高い食べ物は避けて下さい。また、リンゴやお煎餅のような硬いものは、前歯でかじり付かず、小さく切って奥歯で食べていただくようにお願いしております。
詳しくは、装置装着時にお伝えいたします。
4. 矯正治療中の歯磨きは、1日に何回くらい必要ですか?
1日2回の歯磨きを心掛けて下さい。特に、お休み前の歯磨きは集中的に行っていただくようにお願いしております。
装置装着時に、適切な歯ブラシの仕方はもちろんのこと、必要に応じてフッ素や中性水を用いた特別なケアの仕方もお伝えいたします。
5. 矯正治療中は、クリーニングもしてもらえますか?
はい。必要に応じてご自宅では歯ブラシが届きづらい部位を専門的な機械でクリーニングさせていただきます。
しかし、むし歯は1ヵ月あればできてしまいます。そのため、日々の歯磨きが非常に大切ですし、歯周組織の専門的なメンテナンスのために、定期的にかかりつけの歯医者さんを受診していただくこともとても重要だと考えております。
6. 注射はしますか?
抜歯の際や歯科矯正用アンカースクリューなどの特殊な装置が必要なときは注射をしますが、通常の矯正治療では行いません。
詳しくは「歯科矯正用アンカースクリューとは」をご覧下さい。
7. 矯正治療中はどんなことに注意すればいいですか?
普段通りの生活を送っていただいて構いませんが、毎日の歯磨きが今まで以上に重要になります。そして、使用する装置によっては控えていただく食べ物があります。また、ご自身で使用していただく装置に関しましては指導させて頂いた使用時間をお守りいただく必要があります。
8. 取り外しができる装置を使用する際の注意点はありますか?
大事なことは、使用時間を守っていただくことと、装置の管理の仕方です。
紛失や破損を防止するため、装置を外した際は、必ず専用のケースにおしまいいただくようにお願いしております。また、食後に再度装着する前は、歯磨きを行っていただくこともお願いしております。
9. 治療の途中で引越しをするかもしれないのですが・・・
転勤等でやむを得ずお引越しされる方には、お引越し先での矯正歯科のご紹介を行っております。その際には、今までの治療とこれからの方針を記したお手紙をお渡しいたしますので、ご遠慮なくご相談下さい。

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治療後について

・治療後、元に戻ったりしませんか?
すべての患者さんは、矯正装置をはずした後に保定を行う必要があります。
装置をはずした後の歯はまだ骨の中で安定していないため、きちんと保定を行わないと歯の位置が治療前の状態に戻ってしまいます。
通常、保定にはリテーナーという取り外し可能な装置を用いて後戻りを防止します。そして、この装置をきちんと使用することも矯正治療の大事な一部です。リテーナーは、2〜3年使用することで、正しい噛み合わせを長く維持することができます。
もしリテーナーを指示通り装着しない場合、歯がもとの位置に戻り、せっかく矯正治療を行っても、また凸凹が生じてしまいます。
ただ、年齢を重ねると、矯正治療とは関係なく、加齢変化により歯が動くことがあります。
当院では、保定観察後もリテーナーを長めに使用していただくことをお勧めしています。
詳しくは「保定」をご覧下さい。

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