⼤⼈の矯正For Adults

⼤⼈の矯正治療とは、健康的な⼝腔内環境と魅⼒的なお⼝元を創造する治療です。
⻭1本1本を唇や頬、⾆、⾻や筋⾁と調和がとれた理想的な場所に並べることです。
このバランスが取れた位置では、それぞれの⻭がお互いに最適な機能を発揮することができ、
健康的で美しく、⾃信のある笑顔を獲得することができます。

治療のタイミング

健康的で美しい笑顔を手に入れるのには、決して遅すぎるということはありません。
時代とともに健康意識と審美的要求が向上しており、たくさんの方が矯正治療を選択されております。
歯を支えている骨が健康的であれば、どんな方でもお口全体の歯ならびを劇的に改善することができます。

こんなお悩み、ご相談下さい

  • 歯が凸凹で、歯磨きや食事がしづらい
  • 骨格的なバランスを整えたい

正常な噛み合わせ

矯正治療が必要な症状

  1. 症状 01上顎前突

    上の前歯が下の前歯よりも著しく前にある状態です。

  2. 症状 02反対咬合

    下の前歯が上の前歯よりも著しく前にある状態です。

  3. 症状 03叢生

    歯が萌えるスペースが不足し、歯が凸凹になった状態です。

  4. 症状 04空隙歯列弓

    歯の本数が生まれつき足りなかったり、歯のサイズが小さいため、歯と歯の間に隙間が空いている状態です。

  5. 症状 05交叉咬合

    お口を正面から見て、噛んだ時に上の歯が下の歯の内側に入り込んだ状態です。

  6. 症状 06鋏状咬合

    上の歯が外側に、下の歯が内側に倒れているため、お口を正面から見て、噛んだ時に上下の歯が噛み合っていない状態です。

  7. 症状 07過蓋咬合

    お口を正面から見て、噛んだ時に上の前歯が下の前歯を著しく覆った状態です。

  8. 症状 08開咬

    お口の正面から見て、噛んだときに奥歯でしか噛み合わないため、上の前歯と下の前歯が重ならず、前歯に隙間が空いている状態です。

  9. 症状 09正中の不一致

    お口を正面から見て、上の前歯の真ん中と下の前歯の真ん中が著しく合っていない状態です。

上記以外に、骨格のズレが大きい場合は、手術を伴う矯正治療が必要な場合があります。

子どもの矯正治療との違い

成長

大人の方とお子様の一番大きな違いは、あごの成長が完了しているかどうかです。成長期にあるお子様で、あごのバランスに不調和を認める場合、
矯正治療にてあごの成長の量や方向をコントロールすることで、成長終了時にお顔とあごのバランスが整うようなゴールを目指します。
しかし、大人の方はあごの成長が終了しているため、あごのバランスを整える治療する場合は、あごの骨を切る手術をしてこの問題を解決します。

  • ⻭周病

    加齢変化に伴い、大人の方は子どもに比べて歯を支えている歯茎や骨がやせてしまう、いわゆる歯周病にかかっている方がいらっしゃいます。歯並びをまっすぐに整えることで普段の歯磨きがしやすくなり、それぞれの歯に適正な咬合圧がかかることにより、歯周病への罹患を防いだり、進行を遅らせることができます。

  • ⻭の咬耗や⽋損

    長年にわたり噛み合わせが悪く、特定の歯にだけ強い力がかかる状態がつづくと、歯がすり減ったり、抜けてしまう原因になります。また、歯が抜けたまま放置しておくと、その横にある歯が抜けてしまった場所に倒れこむように傾いてしまいます。このような噛み合わせの崩れを矯正し、むし歯や歯周病の進行を防ぎます。

  • ⼦供とのニーズの違い

    大人の方は、お子様と比べて治療に求めるものが違う場合があります。それを正確に把握させていただき、ともに最良のゴールへと向かうため、私たちはしっかりお話を聞かせていただきます。

⼤⼈の矯正治療を⾏うメリット

審美的な改善

美しい歯並びにより、自然と笑顔になることが増え、より充実した毎日を過ごすことができます。

口腔内環境の改善

まっすぐに並んだ歯並びは歯磨きがしやすいため、むし歯や歯周病などの病気から守ることができます。

機能の回復

咀嚼、嚥下、発音などの機能は、歯並びやあごの骨の調和だけでなく、
周囲の筋肉や関節のバランスがとれた状態で初めて最適な機能を発揮します。

自信の後押し

新しい笑顔は、今後の人生において、幸福度や自尊心をより高くしてくれることでしょう。

快適性

矯正のテクノロジーが進歩し、現在の装置は以前のものと比較して小さく、快適で、より審美的になっております。

矯正治療の流れ

Step 01
相 談
Step 02
検 査
レントゲン
視診では⾒ることができない情報を得ることができるため、⾮常に重要な検査項⽬の⼀つです。横顔と正⾯のお顔やあごの位置やバランス、⻭の⾓度、乳歯や骨の中にある永久歯の状態と位置関係、腫瘍や嚢胞の有無、⻭を⽀える⾻の状態などを把握いたします。また、必要に応じて顎関節についても評価いたします。
レントゲン撮影は安全?
私たちは日々の生活で自然や食事、呼吸から放射線を取り込んでいます。お口全体を取るレントゲンにおける放射線の被曝量は、わずか1年でとりこまれるものの1/3以下です。そのため、歯科で必要とするレントゲンによる放射線被曝量はとても低く、安全なものです。そして、私たちはより低いレベルで放射線の影響を少なくするため、最新のデジタルCT装置を導入しております。
お⼝の中の検査
⻭を⽀える⻭⾁や⾻の状態を把握いたします。
お写真
治療前の⻭とあごの関係を記録します。
模型
模型を⽤いていろいろな⾓度から診査を⾏い、通常では⾒えないところでの噛み合わせの問題がないかどうかを判断いたします。
Step 03
検査結果の説明

初診時資料採得のデータに基づき、問題点を明らかにし、歯の萌え代わりやあごの成長度合いを考えて、今すぐに治療が必要なのか、経過を観察するべきなのかという事も含めて、治療のタイミングや、予想される治療期間などについてのご説明をいたします。このとき、ご不明な点がございましたら、どんな些細な事でもご質問下さい。

Step 04
大人の矯正
金属のブラケット
歯の外側に接着する、高品質ステンレススチールを用いたブラケットです。これは、一番効果的かつ費用を抑えて歯を動かすことができます。そして、現在のものはより小さく、快適になっております。
透明なブラケット
歯の外側に接着する、目立ちづらい、プラスチックでできた透明のブラケットです。金属のものと同じように効果的に歯を動かすことができる、日本人の歯の色に合うような透明色のブラケットです。そして、金属のブラケットよりも変色しやすいため、歯磨きを丁寧に行っていただく必要があります。
裏側のブラケット
歯の内側に接着する金属製ブラケットです。お口の外からは完全に見えないため、ほとんど目立たない装置です。歯の内側は外側と違い、凸凹しており個体差があるため、コンピューターテクノロジーを用いて一人ひとりの患者さんの歯の内側の形にぴったり合うようにつくられております。歯の裏側に装置があるため、最初は会話をするときに多少話しづらいことがありますが、当院では快適性と機能性を考慮して、よりサイズの小さいものを使用しております。
アライナー
取り外しができる透明のマウスピース型の装置です。これを付け替えていくことで徐々に歯を動かしていき、歯並びを整える装置です。これは、外から見ても装着していることに気付かれないくらい目立たない装置で、飲食の際や特別なお時間には外していただくことができます。
Step 05
保 定

歯を理想的な位置に動かし終わった後、最適な噛み合わせを維持・安定させるための大切な最後のステージです。
保定について詳しくはこちら

実際の治療例

非抜歯症例


患者さんの訴え
左の前歯が噛み合っておらず、
歯の真ん中が合っていないことも気になる。
診断

下顎の左方偏位による顔面非対称の症例で、下顎の叢生および上顎側切歯の栓状歯を伴う

治療経過

歯を1本も抜かず、マルチブラケット装置を用いて2年1ヵ月の動的治療を行った。その後、上下に取り外しができる保定装置を用いて保定観察を行った。

治療上の注意点
  • 上あごと下あごの1本ずつの歯の大きさの不調和
  • 上と下の歯のアーチ形態の不調和
  • 上顎側切歯の形態異常(栓状歯)

上あごと下あごの歯の大きさの比率とアーチ形態のそろえ方を工夫し、治療をすすめたことで、しっかりした奥歯の噛み合わせが確立され、真ん中のズレも改善することができた。また、上あごの前歯に形態異常を認め、この歯を注意深くわずかに磨くことで形態修正をし、前歯の適切な関係を確立し、機能的役割を最大限発揮できるように留意した。

Before
After

抜歯症例


患者さんの訴え
歯並びの凸凹が気になる。
診断

歯と歯槽基底の大きさの不調和による叢生の症例で、過蓋咬合を伴う

治療経過

上あごの両側第一小臼歯と、下あごの両側第二小臼歯を1本ずつ、計4本の抜歯を行い、マルチブラケット装置と上顎の大臼歯部に1本ずつ、計2本の矯正用インプラントを併用して3年2ヵ月の動的治療を行った。その後、上下に取り外しができる保定装置を用いて保定観察を行った。

治療上の注意点
  • 特に上あごの凸凹の量が大きい
  • 上あごの前歯が内側に過度に傾いている
  • 上の前歯が下の前歯を過度に覆っている
  • 顎関節症の疑い

治療前に、上あごの前歯の移動量がかなり大きくなることが予想されたため、これらの歯の根や支えている骨にできるだけ負担をかけることなくこれらの歯を動かすことに留意した。また、矯正用インプラントを用いる際、歯の移動方向と移動量に明確なゴールを設け、常にそれ通りに動いているかを確認しながら治療をすすめていくことで、全体的な奥歯と前歯の噛み合わせの良好な関係を確立した。

そして、最初の検査時の触診にて顎関節症が疑われたため、治療前に精査を行い、顎関節の状態が安定していることを確認した。そして、噛み合わせを劇的に変えていく治療の中で、顎関節症が進行しないよう、十分に配慮した結果、現在は症状がなく、安定した機能を営んでいる。

Before
After

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