子供の頃の不正咬合について
日本での学校歯科検診は、1920年に歯科医師によって行われたのがはじまりです。
そこでは、長い間 むし歯や歯茎の状態のみが評価対象でした。
しかし、1995年に検査の項目が改められ、新たに「歯列・咬合」と「顎関節」が追加されました。
いずれも、歯並びと噛み合わせに深く関係のあるものです。
これらは、ものを食べる機能・楽しく会話する機能・体を支え、運動する機能に直結し、生活の質に関わってくる問題です。
就学時において、健康に対していかに歯並びと噛み合わせが大切であるかということを表しています。
学校の歯科検診の目的が、ただ単にむし歯や歯肉炎など、歯やお口中の病気を見つけるだけでなく、子どもの健康そのものの保持増進を図るということに変わってきたということです。
そして、この歯科検診は、大勢のお子様に対し、限られた時間と道具を用いて、
まずは大まかな振るい分けをするものです。
お子様が、
・受け口である
・出っ歯である
・お顔に歪みがある
・しっかりと噛み合っていない
・前歯の噛み合わせが逆である
・大人の歯の生えてくる方向が不安である
・大人の歯が窮屈で、並びきれていない
などの症状をお気になさっている方。
ぜひ一度、お子様のお口の中をしっかりと拝見させて下さい。
まずは、「そもそも治療が必要かどうか」、「将来的にどんな影響があるか」など、ご両親とご本人にとって不安に思っていることをすべてお伺いします。
そして、これらの疑問を解消するため、矯正治療が必要であれば、その時期や方法についてご説明致します。
その上で治療を行うかどうかのご判断をして下さい。
もしも治療が必要な場合、これからの成長に伴う歯並びや噛み合わせの変化を専門的に観察していくことには大きな意味があります。
子供の頃の治療は、その時のためだけでなく、むしろ、より良い80歳になるために今の時期に何をすべきかということなんです。
繰り返しにはなりますが、矯正専門のクリニックである以上、無理に治療をすすめたりは致しません。
どうぞ安心していただき、まずはご相談下さい
*詳しくは、当院ホームページ「子どもの矯正治療」をご覧下さい。
https://weiss-ortho.com/treatments/children/